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給湯器のエラー920は中和器の寿命予告サイン!原因と対処法を解説

給湯器のリモコンに「920」というエラーコードが表示され、「お湯は使えるけれど何かおかしい」と感じた方も多いのではないでしょうか。

このエラー920は、リンナイやノーリツなどのエコジョーズタイプの給湯器で表示される中和器の寿命が近づいているお知らせです。

本記事では、エラー920が出る理由と対処法、修理・交換の目安までをわかりやすく解説します。

給湯器のエラー920は中和器の寿命のサイン

エラー920とは?表示される意味とその目的

エラー920は、中和器(ちゅうわき)と呼ばれる部品の寿命が近づいていることを知らせるエラーコードです。

中和器は、エコジョーズに搭載されている部品で、排水に含まれる酸性成分を中和してから屋外に流す役割を担っています。経年とともに中和能力が低下するため、安全運転の観点から一定使用期間後に自動で通知される仕組みになっています。

このエラーは、以下のようなときに表示されることがあります。

なお、中和器の性能に直接関わるエラーではなく、予告的な通知であるため、すぐに故障や停止に至るわけではありません。

エラー920の主な原因

給湯器のエラー920は、主に中和器の寿命が近づいていることを知らせる予告的な通知として表示されます。

エコジョーズなどの高効率給湯器には、中和器という部品が組み込まれており、排水に含まれる酸性成分を中和してから外に排出する仕組みになっています。この中和器は消耗部品であり、長年の使用で徐々に効果が薄れていきます。

具体的な原因としては、以下のようなものが考えられます。

中和剤の消耗

中和器内部に充填されている中和剤は、使用年数とともに中和効果が弱まり、寿命を迎えるとエラー920が表示されます。

中和器内部の詰まり

中和剤が粉状になって排水経路をふさいだり、汚れが溜まることで排水がうまく流れず、給湯器本体に負荷がかかることがあります。

使用環境や頻度の影響

高温多湿の環境や、給湯器の使用頻度が高い家庭では中和器の劣化が早く進み、寿命が短くなる傾向があります。

エラー920が出たときの対処法

エラー920は、他の異常系エラーと異なり、すぐにお湯が使えなくなるような緊急性の高いエラーではありません

しかし放置し続けると、排水が正常に行われなくなり、最終的にエラー290(排水異常)や機器停止につながる可能性があります。

まずは以下の対応を行うことをおすすめします。

メーカーまたは専門業者へ点検を依頼

エラー920が表示されたら、中和器の交換時期に達したことを意味するため、修理業者または給湯器の取り扱い業者に点検を依頼してください。中和器のみの交換で対応可能な場合がほとんどです。

お湯が出るかを確認する

このエラーが出ても、通常はリモコンに表示されているだけで、しばらくの間は給湯機能自体に影響がない場合が多いです。ただし、表示が継続する・頻繁に出る・別のエラーが併発するなどの症状がある場合は、早急な対応が必要です。

使用年数が10年以上なら本体交換も検討

中和器の交換を行うにしても、給湯器本体が10年以上経過している場合は、部品供給の終了や他部品の劣化を踏まえて、機器全体の交換を検討するのが合理的です。

本体の交換が必要になるケースとは

以下のような条件に当てはまる場合は、中和器交換ではなく給湯器本体の交換を検討するのが現実的です。

給湯器は消耗品であり、安全性とコストのバランスを考えると交換のほうが長期的に安心できるケースも多いです。

エラー920のご相談はユプロへ

エラー920が表示されて不安を感じている方は、給湯器の交換業者「ユプロ」にご相談ください。

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